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Date : 2005,MAY |
Sort : College design work |
Title : Ford warehouse project |
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幹線道路脇にあるフォード車の工場の光を使ったアートプロジェクト。この地域には300エーカーの住宅値があり、幹線道路を利用する人を含めて、膨大な数の人にとってこの工場はランドマークであった。しかし、フォード社の方針により、数年内にこの工場は解体されることとなった。
多くの人にとってランドマークだったとはいえ、このシンプルな大きな箱は人々にとっては不気味な、どんなことが中で行われているのかわからない、どうしてこんなに大きな建物が必要なのかわからない、といったイメージのあまり良くないものだった。そこで、解体される前のこの建物の使命として、人々の疑問に答えるような、何かコミュニケーションできるようなものとした。マテリアルは既存の壁、鏡、ガラス、曇りガラスとする。鏡は隠れる、見えない、ない、といったような意味を表し、ガラスは中を見せると共に向こう側も透かしてみせる、曇りガラスは中の雰囲気を醸し出し、全て既存の壁部と曇りガラスが表す現在、解体された後の姿を表す鏡とガラスとのコントラストができるようになっている。建物自体の表情としては、その時々の周りの様子が鏡とガラスに映り込み、夜は内からの光がもれてくる。
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